MORIUMIUS 漁村留学

漁村留学とは

漁村留学とは、主に都市部に住む小中学生が1年間親元を離れ、雄勝町の小中学校に留学生 ( 転校生 ) として通いながら寮での共同生活を送る取り組みです。

学年は小学4年生~中学3年生まで。

モリウミアスの敷地内にある専用の漁村留学棟を拠点に、三陸の雄大な自然や漁村文化とつながるこのまちならではの暮らしを営みます。

取り組みの背景

たくましく生きよ

東日本大震災で大きな被害を受けた雄勝中学校でその時新たに定められた校訓です。 この校訓は震災による人口減少も影響して町内で1つに統合された雄勝小中学校で今も受け継がれています。

児童生徒の減少が続く学校と時間を共にする中で、町外の子たちが一定期間この学校に通い交流をすることで学校が存続する一助になれないか。 そんな問題意識から生まれた漁村留学の構想は、2015年 MORIUMIUS ( モリウミアス ) オープン以降この町全体を暮らしと学びの舞台とするプログラムを重ねていく中で、首都圏のこどもたちにとっても 「 もう一つの故郷 」 のように感じてくれている姿を見て意味合いが変わっていきました。

限界集落に近づいている漁村には都市部とはまた違う豊かさに溢れ、こどもたちの強さと優しさを育む土壌がある。 まちはもちろんのこと、こどもたちにとって、親御さんにとってもよりよい未来につながる。 その確信のもと、1年間このまちでこどもたちを育む取り組みを進めたいと考えています。